TカードやPONTAカードを導入する際に問題になるのが「どれくらい手数料でもっていかれるのか」ということ。

インターネットではあまり出てこない情報。導入前に考えたいポイントを3つ、ご紹介します!

サービスを導入する=分析するためのデータを買うと心得ること

ポイントサービスの導入コストはポイントサービスにも異なりますが、Tカードのようなものだと月額で4000円、それに加えポイント発行手数料として3%以上持っていかれることが多いように感じます。

たかが3%。それでも売り上げ100万円だと3万円もっていかれる、と考えるとどうでしょうか。

少し高い買い物だと思いませんか?

そうです、ただポイントを導入して客を増やしたいという動機でいれるには高額の投資です。

もしクレジットと併用されたら、10%ほどは手数料となってしまうケースも。

粗利は30%とすると、利益が30万円だったのが20万円になるということです。

ポイントサービスを導入するということは、このポイントサービス導入でなくなった10万円をどのようにして回収するか?の戦略を立てなくてはならないということでもあるのです。

(もちろん、周辺に合わせるというのは考えられます。でも安易にやると利益だけが圧縮されるということを覚えてください)

レジ周りの配線、レンタル機材が必要となることを考える

紙のポイントカードと異なり、共通ポイントサービスでのポイントカードは時期ストライプやICカードの形となることが多いです。そのため、ICカードの中身を読み取る「ICカードリーダー」や「磁気カードリーダー」はポイントカードサービス導入にあたって必須となります。(そして、これらレンタル機材はランニングコストとして毎月固定の費用が発生します)

操作を覚えること、そしてこれらの機材の置き方をかんがえること。そして場合によってはレジスターの買い替えも検討する必要があります。

他のポイントカードサービス加盟店舗との差別化を考えること

共通ポイントサービス加盟店の業種は多岐にわたっていて、その中には必ずといっていいほどその業界での大手が存在しています。

とくにその大手会社の店舗が近くに存在する際には、ポイントカードサービス導入によっておなじ土俵に立ったと考えるのではなく「大手にはできない魅力的なサービスを提供しなくてはならない」ことを肝に銘じましょう。

その内容は接客品質なのか、あるいは配送サービスなのか、コンサルティングサービスなのかはその店舗ごとに異なってくるとは思います。これらのメリットは「よく中小はこういうところが強いと言われているから」といった安易な気持ちで考えるのではなく、競合のサービスとシビアに比べ「◯といった点で競合の×サービスに勝てる」というところまで具体的に掘り下げます。掘り下げたらかならず文章におこし、全従業員に集中・徹底してもらうようにすることが肝心です。

いかがでしたでしょうか。共通ポイントサービスの導入はすべてのごーるではなく、すべての始まりです。

共通ポイントサービスを採用する以前に、何かおなじようなサービスはないか、それ以外で差別化できるところはないか?を考えることがポイントサービス実施店・会員サービスを開始する上で肝となるでしょう。

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