巷で多く利用されている、懸賞サイト。クイズやアンケートモニターなどいろいろあるなかで、ある意味一番地道で、かつ堅実なリターンが期待できるのが「レシート懸賞サイト」。
そこで、実際に使われているアプリを3つ、実際に使ってみました!
Code
Codeは、調査会社が実施しているサービスでレシートを撮影してアップロードするだけでポイントがたまるというサービス。特定の商品を購入するとポイントがゲットできる「クエスト」というサービスもあり、レシートをアップするというお手軽さだけにこだわらない高い利便性が特徴的です。
セゾンカードの永久不滅ポイントがたまる!レシートアンケート
クレジットカード会社のセゾンが実施しているサービスで、レシートをアップする&購買動機を答えるとポイントがたまるというサービス。セゾンカードが実施しているという安心感が大きなポイントとなるが、ポイント単位が「アクションポイント」という永久不滅ポイントとは違うものなのに注意が必要です。
レシポ!
レシートを撮影してアップロードすることで、ポイントがたまるというのは他のアプリと変わらない。最大の特徴と言えば、対象商品を購入すると一定額が還元されてくるというところでしょう。抽選で…というわけではないので、せっかく手間をかけたのに還元がない、といった取りっぱぐれ(?)がないのが魅力です!
ところで、これらのサイトの利益ってどこから来るの?
いろいろなサービスを調べる中で、2つの亜ターンがあることがわかりました。
それは、レシートの販売、あるいは、メーカーの販促策の1つ、であるということです。
レシートの情報を販売
各店舗から買い物情報を集めるのは、正直精神的・肉体的に厳しいものがあります。しっかりとしたトレンド情報をもっているのはGMS(総合スーパー)ですが、実際のところ彼らのもっている情報を簡単にはもらえない…かといって小売店(商店街)からもらうのは、もっとむずかしい。。
そんな中で生まれた知恵なんだと思います。
しかし、実は電子レシートなるものの仕様策定が現在進行中。
将来的にはレシートを応募することなく 、懸賞サイトに応募できる日が来るのかもしれませんね。
メーカーの販促策
巷で配られる、化粧品のサンプルや飲料・食料品の試食品。
これらの実施には多くの人が必要になるだけではなく、綿密なセールストークの研修などが必要になります。またテレビcmとなると数百万円がかかることも珍しくないといわれており、宣伝費用を削りたい!というメーカーの苦悩は相当深いものだと考えられます。
こうしたレシートアプリで商品を購入したさいに一部を戻すという方法をとれば、そうした宣伝にかかる人的コストを落とすことができます。こうした事例は実はローソンのお試し引換券などで先行事例があり、長い間にわたり実践されてきた手法の1つだったりするのです。
いかがでしたでしょうか。販促策の中で編み出された、消費者にとっておトクな仕組みの数々を使って、よりスマートな生活を送ってみませんか。