ホットペッパーやぐるなびなどのWEBサービスは、一般大衆に広がってきています。
美容院を探すのはGoogleでもできますが「ポイントがたまるしWEB予約は便利…」という思いからぐるなびやホットペッパーでの予約をする方は多いのではないでしょうか。
しかし店舗の方にとってネックとなるのはその手数料率ではないでしょうか。
そこで今回は、WEBサービスに頼り切らず、できる限り自力でも運営できるようにするために事前に考えておきたい3つのポイントをまとめました。
目次
WEBサービス導入の落とし穴①特定のプラットフォームのみに依存しそのサービスと一心同体となりやすい
WEBサービス最大の落とし穴が、これなのではないでしょうか。高い手数料率を支払ながら、いざサービスで何等かのトラブル、システム攻撃によるシステムダウンが発生すると店舗の業務に大きな影響が出ます。もちろんお客様の予約状況などもわかりません。
これを避けるには、WEBサービスとは別に複数サイトに広告を出稿し予約などを管理するシステム(ホテルなどでは、サイトチャネルマネージャといってじゃらんや楽天など運営会社の全く異なる会社に同じ商品を一括出向できるシステムがあります)を使用するのがいいのではないでしょうか。また、じゃらんからとった予約を紙で印刷して朝置いておく、じゃらんからのデータのみならず自社システム(PMS、席配置システム)にデータを同期しておくというのが大切となってきます。
WEBサービス導入の落とし穴②データを集めて利用しない
WEBサービスを活用すると、お客様の電話番号や名前を把握することができますが、それらのデータを自分自身のデータベースに落とし込んでDMの発送や客層分析につなげているでしょうか。来店頻度の下がったお客様にクーポンを送るなどの機能は大手のWEBサービスにはついているのですが、ついつい導入したことだけに満足してそのあとのアクションがおざなりとなってしまうケースが多いように感じます。
手数料が気になるのでしたら、MailChimpなどの無料(ないし低価格)のサービスを使用して追客を行うのも手でしょう。メールマガジンは開封率が下がっているとはいえ、依然として有効なマーケティングチャネルであることに間違いはありません。
売上に困ったら、まずはお客様に聞く姿勢を持つといいのかもしれません。