天気や周辺の混み具合に依らず比較的安定的な速度を出せる固定線。 工事なしで設置できる。 無線タイプの機械も人気ですが、 やはり高い安定性から優先タイプのものも依然として人気があります。 しかしながら、引っ越しシーズンなどの場合、 開通までに長くの時間がかかってしまうことが、 ネックとなっています。 しかししばらくの間であれば 、携帯電話でインターネットを使うことが可能です。

そこで今回は、 移動型の店舗でも活用できる、携帯電話ネットワークを利用したwi-fi 環境の構築について、説明していきます。

目次

家庭用の無線端末には接続台数がある

ところで、 個人向けのポケット wi-fi が、人気を博していますが、 ポケット wi-fi には接続可能な台数が制限があります。 一般的には8台以上の端末をつなぐと、 途端に速度が遅くなったり、 これは固定線を引いた場合でも、家庭用のルーターを使用すると起こる現象です。

そのため、多くの店舗や接続品質を求められるホテルの客室などでは、 家庭向けのルーターと無線が一体となった安価の物ではなく、 法人向けのアクセスポイントが利用されることが一般的です。

なぜ移動型店舗で ポケット wi-fi ではない wi-fi が必要か。

接続台数が多い時 接続ができなくなる可能性がある

移動式店舗で公衆 wi-fi を提供しない場合には、 正直ポケット wi-fi で十分です。 接続する端末はレジ用の ipad。 従業員のスマートフォン 数えても台数は8台を超えないと考えられるからです。

しかしながら、固定式の仮設店舗であったり、待ち時間に wi-fi サービスを提供するような移動式店舗。 また、移動式店舗の前に飲食スペースを設けるようなもの。 そのような店舗では wi-fi サービスを提供することになるでしょう。 その場合ポケット wi-fi では接続性能が足りないことが多いのです。

最新のセキュリティを利用したセキュアな通信ができない。

近年ハッキングが多くなってきております。 それらを防ぐため、多くの企業では IP sec という企画を利用し、通信を暗号化するようになりました。 しかしながらこの IP セックという企画は 一般的な家庭用のルーターでは利用できません。 利用する場合 ipsec という仕様でVPN利用しますが、 こちらは一台のパソコンを本部のネットワークに遠隔地から参加させるためのシステムです。

企業用のルーターを利用しつつ、携帯電話ネットワークを利用してインターネットを利用すると、 そのルーターを利用している端末は特別な設定をすることなく、企業のネットワークに参加できます(=VPN設定できないデバイスも含めて、企業ネットワークに参加されられます)。勘弁かつ高度なセキュリティで、本当に必要な人だけに必要な情報を(流出の危険なく)渡すことができるようになります。

モバイルネットワークを利用した企業ネットワークの構築。

そこで、検討をオススメしたいのが、 法人用のネットワーク機器を利用しつつ、携帯電話のネットワークで wi-fi を構築するという方法です。

例えば、中小企業ではヤマハのルーターが利用されていることが多いと思います。 これらのルーターには、 携帯電話の端末を USB で接続することで、 携帯電話ネットワークで ヤマハのルーターを利用できます。 これにより、 遠隔地への通信を一対一ではなく、拠点扱いとして利用することができます。 この移動式ネットワークの配下にある端末は、 本部のパソコンと本部にいる時と同じように通信することが可能となります。 例えば、本社にあるファイルサーバーであったり、基幹システムをシームレスに見ることができるため、 業務の効率化に役立つでしょう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください