コロナ禍をきっかけに広がった「非対面・非接触サービス」。
現在では感染症対策にとどまらず、人手不足対策や業務効率化、顧客体験の向上を目的として導入する企業が増えています。
本記事では、実際の導入事例をもとに、どのような業種でどんな効果が出ているのかをご紹介します。
目次
非対面・非接触サービスとは?
非対面・非接触サービスとは、スタッフと顧客が直接接触せずに完結する仕組みのことです。
代表例としては以下があります。
- QRコード注文
- セルフレジ・無人決済
- 電子受付
- オンライン予約・問診
- 電子領収書・電子請求書
- スマートロックによる無人入室
単なる「省人化」ではなく、業務の再設計(DX)として導入されるケースが増えています。
導入事例①:飲食店|QR注文+セルフ決済
導入内容
- テーブルにQRコード設置
- スマホから注文
- 食後はセルフ決済
効果
- ホールスタッフを1名削減
- 注文ミスがほぼゼロに
- 回転率が約15%向上
特に個人経営店では「ピーク時間だけ人を増やす」必要がなくなり、固定費削減につながっています。
導入事例②:クリニック|電子受付+事前問診
導入内容
- Web予約
- 来院前にスマホで問診入力
- 受付はQRチェックイン
効果
- 受付業務が半減
- 待合室の混雑が解消
- カルテ入力時間を短縮
患者側も待ち時間が減り、満足度が向上しています。
導入事例③:小売店|無人決済+電子レシート
導入内容
- セルフレジ導入
- 領収書・レシートは電子配布
効果
- レジ待ち行列が消滅
- 紙代・印刷コスト削減
- 売上データの自動集計
電子領収書は会計ソフト連携により、バックオフィスの効率化にも寄与します。
導入事例④:宿泊施設|スマートロック+無人チェックイン
導入内容
- 事前決済
- 暗証番号で入室
- タブレットでチェックイン
効果
- フロント常駐が不要
- 深夜対応コストゼロ
- 少人数運営が可能に
地方の小規模宿泊施設で特に採用が進んでいます。
非対面化で失敗しやすいポイント
実は「ツールを入れただけ」で終わるケースも多く見られます。
よくある失敗例:
- 高齢者が使えずクレーム増加
- 現場オペレーションが整理されていない
- データが活用されていない
重要なのは、
業務フロー全体を見直した上で導入すること
です。
小規模事業者こそ非接触DXの効果が大きい
人手に余裕のある大企業よりも、
- ひとり情シス
- 個人経営店舗
- 少人数オフィス
のほうが投資対効果が高く出やすい傾向があります。
月数千円のSaaS導入で、年間数百時間の削減になるケースも珍しくありません。
まとめ
非対面・非接触サービスは、
- 人手不足対策
- コスト削減
- 顧客満足度向上
を同時に実現できる現実的なDX手段です。
まずは、
- 電子受付
- QR注文
- 電子領収書
など、小さなところから始めてみるのがおすすめです。
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