マクドナルド、洋服の青山など多くのチェーン店が出している「アプリ」。現在では中小規模の店舗・企業でもアプリを出すケースが多くなっています。

そこで、アプリとは何か?作るにはどうしたらいいのか?について、考えてみます。

まずはじめに:アプリとは何か

アプリは、携帯電話端末にあらかじめダウンロードしておくことで使用することができます。
あらかじめダウンロードすること、また携帯電話の機能を制御できることから、カメラ機能を使用してポイントを集めたり、改札機に携帯電話をかざして改札を通れるようにする(モバイルSuica)などのサービスがあります。

またアプリ内にデータを保存することができるので、会員証として使用することもできます。会員証をアプリ化すれば、会員証を忘れた!といった事態を防ぐことが可能です。

アプリを作成するのに必要なもの

では、そんなアプリを作成するにはどのようなものが必要でしょうか。

アプリと一口に言っても、実は種類がいくつかあります。

・データ参照系(売上データを閲覧するなど。入力を伴わない)
・データ入力系(日報を入力するなど)
・コミュニケーション系(会員証を店舗で呈示する、アンケートに答えるなど)

ここではコミュニケーション系に絞って話を進めます。

コミュニケーション系アプリの特徴は下記のようなものです。

・会員証の機能を持っている(=会員情報を管理する必要がある)
・会員ごとにデータ(ポイントなど)を管理している
・プッシュ通知などで情報を伝えるものが多い

これらの機能を実装するには、下記のものが必要です。

・アプリケーション
・サーバー(Firebase、Azure、AWS Mobile Hub、ニフティクラウドなど。いわゆるmBaaS)
・Apple/Googleの開発者ライセンス

アプリケーションの作成は100万円〜500万円、サーバーについては月0円〜5000円といったところが相場だと考えられます。
(どのサーバーがいいか?はアプリケーション開発者に頼んで選定してもらうのがよいでしょう)
また、開発者ライセンスは、Appleで14000円弱/年、Google(Android)で3000円弱(こちらは買い切り)の費用が発生します。

アプリの作り方

アプリは、Java/C/Javascript+HTML5あたりのプログラミング言語を駆使して作成されます。
しかし、パーツをドラッグ&ドロップするだけでアプリを作成できるサービスも出てきています。

方法1:プログラミング言語を駆使して作成する

自分で作る場合

プログラミング言語に長けているのであれば、Macを購入しXcodeをインストールしてプログラミングを行うとiPhone / Android両方向けのアプリを開発することができます。

ここでは詳述を避けますが、iOSとAndroidのアプリを同時に開発できる仕組みとしてCordovaやXamarinがありますのでこちらを利用することをお勧めします(ハイブリッドアプリと呼ばれます)。

他人に依頼する場合

知り合いにいれば依頼できますが、そうでもないケースがほとんどでしょう。
その場合は、まずクラウドソーシングの活用を検討しましょう。

たとえば、下記のようなサービスが該当します。

クラウドワークス https://crowdworks.jp/
Lancers https://lancers.jp

これらのサイトに会員登録し「仕事を依頼する」から仕事を依頼します。

費用はいったん50万円で登録し、価格については応相談という条件をつけて依頼すると、それなりの数の業者から見積りが届くでしょう。

(ちなみに、基本機能のアプリケーション(会員登録程度)であれば、100万円程度までが相場でしょう)

機能が多いアプリの場合、300万円を超えるものが出てくるでしょう。その場合思い切って払う!となる前に、3年でその費用が回収できるか?を考えるとよいでしょう。
※OSの関係上、それくらいで改修を入れることになるためです。
ならしてどれくらいの費用が払えるか?という観点を忘れないようにすることで、無駄に多くの費用をITに投資することもなく、ITの費用を投じ着実に営業成績を伸ばしていくことが可能でしょう。

方法2:ドラッグアンドドロップで作成できるサービスを使用する

近年、ドラッグアンドドロップでアプリケーションが簡単に作成できるサービスが台頭してきています。そのサービスの一部をご紹介します。
(なお、先述したとおりコミュニケーション型のものが作成できるものに限定して紹介しております)

https://appery.io/

https://atoz-azarea.com/?utm_source=google&utm_medium=listing&utm_content=B-1

最後に:アプリが本当に力を発揮する3つの条件

ところで、アプリは本当に必要でしょうか? そもそもの問題として、この命題を考えておくことは大切です。

たとえば、あなたの店が葬儀屋だった場合、一生に一度のイベントのためにアプリケーションを開発するのは得策ではありません。アプリをインストールしてまで葬儀屋を検索する人は少なく、またアプリを入れたところで提供できる機能が限られてくるためです。

しかしながら、そこに檀家とのコミュニケーション機能であったりお供えの花の発注機能であったりを付加した場合、アプリを使用した結果として顧客満足度の向上を図ることは可能となるでしょう。

このように、アプリケーションはただ配って終わり!作って終わり!ではなく、そこからどのようにお客様とコミュニケーションをとっていくか?がとても大切になります。

考えるべきポイントとして、下記3点があげられるのではないでしょうか。

・お客様とコミュニケーションをとることで、利益を創出する/コストカットする方針が定まっているか
・購買履歴(行動履歴)とアプリケーション上でのプッシュ通知などが紐付けられているか
・従業員がアプリケーションを使いメッセージなどを送信する体制・オペレーションマニュアルが整っているか

上記3点が整わないままアプリケーションを立ち上げてしまうと、失敗に終わるケースが多くなるでしょう。

アプリケーションを開発するとともに、お客様トのコミュニケーションを考える。その姿勢が大切なのでしょう。
※なお、マーケティング用語でカスタマージャーニー、バリューチェーン分析などと呼ばれている内容になります。

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