今や家電量販店に行けば気軽に購入できるようになったパソコン。しかしその機能の多さ、またCPUやらメモリなど、様々なところをきにしなくてはならないため購入となると意外に面倒くさいもの。
そこで今回は、執筆時点(2018年5月)で企業でpc調達を担当している人としての個人的なおススメノートpcをご紹介します。
目次
前提 基本的にはタブレットでもなんとかなる
そもそも、ノートパソコンを購入する前になにがしたいのか?を明確化しましょう。例えば、店舗業務、起業したてとなると下記のようなことをしたいと考えるでしょう。
- 仕入れの管理
- 会計業務(レジ、各種財務帳票の作成)
- 労務管理(シフト管理など)
- そのほか各種分析
- 文書作成
- メール
しかし、上記のようなものの多くはクラウド化によってタブレット(場合によってはスマートフォンでも!)できるようになっています。
- 仕入れの管理 ⇨ Office 365(Excel)、Googleスプレッドシート
- 会計業務(レジ、各種財務帳票の作成)⇨ freee、やよいの会計など、Airレジ
- 労務管理(シフト管理など)⇨シフオプなど
- そのほか各種分析⇨Excel Online、Googleスプレッドシート
- 文書作成⇨PowerPoint、Word、Excel
- メール⇨Gmail、Outlook
- 印刷⇨各プリンターメーカがアプリを出しています
このように考えると、殆どの仕事はタブレット完結することができます。またタブレットで完結させたほうが、無駄にかさばり重くなりがちなパソコンよりもいいと考える場面も多いでしょう。
では、パソコンが必要、というのはどのような方を指すのでしょうか。
- データ作成(看板データなど)を自分で作成し、収める人
- プログラマーなど、大量の文字を入力する人。またOSアプリを開発する人。
- 大量のデータを扱う人。
このように考えると、パソコンを使う人というのは「パソコンでの作業だけで食べていける人
」と定義することができます。
つまり、飲食店経営の方や現場の方は図面の作成などをしないのであればタブレットとスマートフォンがあれば十二分に仕事ができます。
ここかでは、まずそれでもノートパソコンがいいと考えるユーザー向けのpc、その後に最低限のハイスペックPCを紹介します。
Surface タイプカバーバンドル版
毎年6月ごろになると決算セールなのでしょうか、マイクロソフトから急遽発売される割安pcがこれです。スペックがCore m3と比較的高いのに、超軽量ときます。これで税込10万円程度(キーボード付き)とくれば、基本的に買いでしょう。多少なら、イラストレータのデータや重めのPowerPointを開くこともできます。
Dell Inspiron 5378
重量感はありますが、CPUはCore i5です。このクラスになると図面データや重めのPowerPoinもサクサクと使用することができます。また、タッチパネルで360度回転するというおまけ付きです。注意点としては、正方形のディスプレイにはたいていつなげません(端子にVGAがありません)。別売りのUSBアダプタを購入する必要があります。
HP Probook 430
B5ノートで携帯性に優れています。タッチパネルにこそ対応していないですが、上述のPCより若干軽いです。また四角のディスプレイにつなげられること、また故障時の分解修理がやりやすい点もポイントが高めです。企業向けのノートpcなので、データ保護機能が厳重です。
個人的にLenovoは故障が多いのでオススメしません
いかがでしょうか。実はここの比較の中で安いにもかかわらず比較に出さなかったメーカにLenovoがあります。LenovoはThinkpadロゴのあるものはともかく、それ以外のものの10万円をきるようなPCは全体的に故障率が非常に高くなる傾向にあります。