今ではすっかり街なかでみることも多くなったWi-Fi。ワイファイと読むこのサービスは、携帯回線を使わない・光回線で通信する速い無線でのアクセス技術として、店舗でも集客力を高めるものとして人気をあつめています。

ただ、そのWi-Fiもつながるのが遅い!となってしまっては元も子もありません。なぜ遅いの?速くするには? 店舗での展開を考えてまとめてみました。

目次

1、インターネット回線がそもそも古い契約

インターネット回線は、電話線でのダイヤルアップ接続、ADSL、光回線と進んできました。中にはケーブルテレビなど、いわゆるNTTではないサービスもあります。

ところで、光回線の中にも遅い契約があるというのをご存知でしょうか。例えば、今から5年ほど前にメジャーだったBフレッツは、光回線なのに最大通信速度は100Mbpsほどしかでません(現在の光回線は、一般的に1000Mbps=1Gbps)。しかも、値段自体も安くなっているのです。

永年光回線を使用している人は、これを機に料金プランなどを見直してみてはいかがでしょうか。

2 近隣と電波が干渉している

これは、上野駅で計測したWi-Fiの状況です。たくさんの電波が飛び交っているのが分かりますね。

ここでポイントなのが、自分自身の使っているWi-Fiのチャネル(二次曲線の頂点)が、ほかの電波と同じだと通信速度などに悪影響がてるということです。

これを変えるには、山が一番少ないところを狙ってチャネルを変更することが大切です。まずは以下のようなアプリを入れた上で、ご自身のWi-Fiに接続してみてください

※なぜか、この手のアプリはAndroid向けのものしかありません、、

3 そもそもWi-Fi自体が業務用ではない

店頭に置いてあるWi-Fiルーター。速度が強調して書かれていることがおおいですが、同時接続台数という文言に気がついたことはあるでしょうか。

実は、家電量販店の店頭に並んでいるものは最大でも10台ほどしか接続できません。それ以上になると接続できないか、速度が急激に落ちます。

例えば、下記のようなルーターが業務用として採用されています。お客さんの状況を考えて、必要に応じて購入してみると劇的な改善が見られることがあります。

注意)業務用Wi-Fiの場合、無線機能のみのものが販売されています。この場合、別途ルーターが必要(それまでのバッファローのものも無線機能をとめることで流用可)です。

最後に:それでも無線は有線に比べて遅い

無線が普及した世の中、ケーブルがないというのは見た目もよく、いいと考えられています。しかし、無線というのは元来安定性が乏しいものです。通信速度でいうと、無線は一般的に有線の二分の一ほどになるといわれています。

有線で接続できるものは有線で接続する、というのも実は有効な問題解決策の1つだといえるのかもしれません。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください