1日だけ営業したい、タブレットをおかずクレジット専用で(特定のレジカウンタを設置せず)スマホでクレジット決済したいー。多くのレジがiPadの使用を想定している中、Android/iOSの両方で使えるPOSレジはどのようなものがあるのでしょうか。

Androidで使用できるPOSレジは?代表的な4つの製品をAirレジと比較してみた
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目次

クレジットなどの決済受付には、現状専用端末が必要

まず、クレジットの決済の受付には現状、専用の端末が必要です。有名なのは、Airレジや楽天ペイなどで使用されている、ミウラシステムズが開発しているBluetoothの決済端末です。ポケットに入るカードサイズの充電式決済端末で、携帯がインターネットに繋がっていればどこでも使用できる手軽さが魅力的です。

もし、端末なしでクレジットカード決済を受け付けたい場合には、メールリンク決済を採用することをお勧めします。
メールリンク決済とは。請求金額を専用WEBシステムに入力し、お客様にSMSやE-mailにて専用WEBシステムの支払い画面へのリンクを送付することで、WEB上から決済を受け付けられるシステムです。

Androidで使用できるレジ3選

スマホで使用できるPOSレジは、Playストアなどで調べると出てきます。その中でも多くの企業にも採用され、アンドロイドでもiOSでも使用できるレジシステムを3つ紹介します。

Squareレジ

https://squareup.com/jp/ja

Squareは、クレジット決済からはじまった会社で、スマホでクレジット決済ができるようにスマートデバイスを発売してかれこれ10年近くの歴史を持ちます。そんなSquare社が提供しているSquare決済は、クレジットカードはもちろん、交通系ICカードの利用も可能な決済ソリューションです。

Square社はSquarePOSを提供しています。インターフェースは非常にシンプルで、レシートプリンタに接続することでレシートの出力も可能です。

イベントなどで「そこまで高度な機能はいらないけれど、まずは1日だけレジが必要…」といった場合にお勧めできるPOSレジです。

POS+

https://www.postas.co.jp/

POS+(ポスタス)は、パーソル(人材会社)の関連のIT会社が提供しているPOSレジです。有料プランもあり、有料プランでは会員管理やNon PLUコード(量り売りバーコード)などの高度な機能を使用できます。また、Retail、Foodなど業種別に製品を分けて提供していることも特徴で、汎用的なシステムにはないそれぞれの業界での特徴的なオペレーションが実現しやすいUIです。

Loyverse

https://loyverse.com/jp

Loyverseは無料で使用できるPOSレジですが、売り上げ分析などを閲覧できる「ダッシュボード」などのツールを用い、売り上げ分析を簡潔にできるのが特徴です。

また、クレジット決済iPhoneならCoineyというサービスを導入可能です。Airペイと同じ端末を使用する(※新しくCoineyから端末を入手する必要がある)ため、操作性が高いのがポイントです。

番外編:クレジット決済+QRコード決済を独立で使用できる端末を導入することで簡単にクレジット決済を導入する

QRコード決済を複数導入し、QRコードスタンドを複数置いている企業をみたことはありませんでしょうか?またクレジットのCAT端末(PIN入力端末)を置くスペースがない…(据え置きではなく)持ち歩きたい…といった場合もないでしょうか。

クレジット端末の導入には、LANケーブルが使用できる環境が一般的には必要です。また事前に加盟店契約が必要なケースも多く、この2つの障壁がイベント会場などでのクレジット決済の導入を困難にしています。

しかし、そんな時にも使用できる、独立型のクレジット・QR決済などを一括で取扱できる端末(例:A8:高額・継続役務決済対応のマルチ端末が無料)などがあります。Square決済以外の端末を使う場合、またクレジット決済のみを導入した場合に導入を検討してみるのはいかがでしょうか。

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