いきなりですが、みなさんは残業をしたことがありますか? 夜10時くらいまで残業すると、気がつくと周囲がギスギスした雰囲気になることがあります。日中営業して帰社しても残務続き…。そんな職場の労働時間短縮に役立つのが「置き菓子」サービスです。お菓子を食べることで、空腹からくる無駄なイライラがなくなる他、コンビニまでの無駄な移動時間の削減、さらには社長がいて帰りにくい時の軽食()にも役立ちます。やはり、衣食住というほど、生活をする上で(仕事をする上で)食事を取るということは大切なのです。 そこで、今回はそんな置き菓子サービスの中でも注目!な置き菓子サービスのタイプと代表的な会社をまとめてみました。

目次

置き菓子サービス?

置き菓子サービスをというと「ああ、来客向けの飴の置き場か何か?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。置き菓子サービスとは「従業員が」「自らのお金で」「お菓子や軽食を購入できるようにするサービス」と言えます。よく言われる呼称としては「オフィスコンビニ」なんていう呼び名もあります。実際、ローソンなどには簡易セルフレジを貸し出して運営するようなサービスも存在します。 置き菓子サービスで取り扱いのある代表的なものは、以下の通りです。
  • 密封されたお菓子(スニッカーズやクッキー、ポッキーなど)
  • 栄養補給食(ソイジョイやカロリーメイト)
  • ガムや飴
  • チョコレート
  • 飲み物(ジュース、コーヒー、麦茶など)
  • アイスクリーム
最近は冷凍惣菜や弁当なども取り扱う業者があります。

置き菓子業者の選定の注意点は?

置き菓子業者の選定基準は「機器の貸し出し料金」「購入ノルマ数量」「メーカーの品揃え」「賞味期限の長さ」「商品補充体制&提供エリア&頻度」です。具体的には…
  • 機器の貸し出し料金:飲料やお菓子を入れておく冷蔵庫やその他ストッカーは、業者がサービス期間中無料で貸し出してくれるパターンが多いです。その際にレンタル費用を取られるケースがあるので、費用については十分確認して下さい(多くの場合、後述のノルマと連動します)。
  • 購入ノルマ数量:「月○円以上購入する」ことを条件に契約ができるケースがあります。例えば、コーヒーを月に3ケース購入する、月5000円の詰め合わせを毎月頼む、など…。置き菓子業者の収益と配送料金は、激安の問屋で商品を購入した際の金額と卸す時の単価の差であることが多いです。購入ノルマ数量に達しない場合、冷蔵庫などのレンタル費用を請求されることも考えられるので、しっかりと確認をしてください。
  • メーカーの品揃え:置き菓子業界のパイオニアと言えば「オフィスグリコ」ですが、オフィスグリコは「グリコ製品しか置かない」ということで、長期間おくと味などにも飽きがきてしまう、という問題点があります。その点、多くのメーカーのお菓子などを扱っている業者であれば、従業員の「あれが食べたい!」という想いにも応えられます。
  • 賞味期限の長さ:サラダバーなどを導入することもあるかと思いますが、その際には必ず「どれくらいの賞味期限の長さのものが納品されるか?」「賞味期限到来時の処理は?」などを確認して下さい。賞味期限が長い方が管理上はいいようにも思えますが、実際には添加剤が多くて健康に悪すぎる…という可能性もあるので、バランスが大事だと思います。
  • 商品補充体制&提供エリア&頻度:大都市圏ではない場合、近くに配送センターなどがないケースもあり、サービス自体が対応していない場合があります。また補充のルールについても確認する必要があります。補充は補充員が会社に来てやってくれるのか、それとも定期的に商品を発注して自らで補充しなくてはならないのか…。また、補充員が来て補充してくれる場合、万が一従業員の誰かがお金を入れずに食べている時、その損失を一定まで補填してくれる場合もあります。中にはクレジットカード対応している会社もあったりしますので、費用回収と発注・補充のフローはしっかりと確認してお得な会社さんにお願いするようにしましょう。

代表的な置き菓子サービス&ドリンクサービス3選

それでは、代表的な置き菓子サービス&ドリンクサービスを紹介します。

業界最大手!置き菓子サービスのパイオニア「オフィスグリコ」

https://www.glico.com/jp/enjoy/service/officeglico/
置き菓子サービスでシェア最大手のパイオニア「オフィスグリコ」は、なんと2000年ごろからこのサービスを運用しています。補充は専任のスタッフが地域を巡回して行い、食べ逃げがあった際の費用についてもオフィスグリコがある程度持ってくれます(無銭飲食してもいいというわけではないので注意!) デメリットは、どうしてもグリコのお菓子だけになることでしょうか。ただし、商品補充とラインアップの回転頻度の高さからそこまで飽きを感じないかもしれません。とにかく楽チン!なサービス導入なら、このサービスは一押しです。

冷凍惣菜も置ける!オフィスおかん

https://office.okan.jp/
ご飯などの付け合わせにぴったりなおかずを冷凍食品形式で提供する「オフィスおかん」。一品あたりの値段が数百円〜と少々コンビニより高いですが、手軽に社員の健康を考えることができるのがポイント!お菓子だとどうしてもぶくぶくと太ってしまいますし。。。

売れなかったフェアトレード商品を安く提供する「snaccuru(スナックル)」

https://snaccuru.jp/
発展途上国などから適正価格(フェアトレード)で仕入れたオーガニック食品で作成されたチョコレートなどを販売するsnaccru。油分が高すぎることもなく健康を考えて作られたお菓子なので、社員の健康に少しでも貢献できるといいます。普段のおやつタイムが、隠れたところで発展途上国の家庭を守ることに繋がっている(社会貢献している)というのも、ついつい手にとって多く買ってしまう原因になりそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。オフィス置き菓子市場は数百億円と言われており、最近はホットな市場として認識されています(総務向けの展示会では、数社がブースをEXPOに出展していました)。様々な商材を扱っている業者がいるので、ぜひ興味を持ったら資料請求などをしてみるのはいかがでしょうか。 Kvitancoでは「ボックスチェック」という、置き菓子をセルフで運用する方のための管理アプリを提供しています。仕入れは近くのスーパーやAmazonで実施してOK。アプリを使用するだけなら費用はかかりません!(商品仕入れ機能を近日中に実装する予定で、そちらの利用には費用がかかります)
気になった方はAppStoreからダウンロードしてみてください!

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